坂井淑恵:Yoshie SAKAI

 

 

 坂井淑恵は1965年千葉生まれ。1986年京都芸術短期大学美術科卒業。1991年京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業。1993年同大学大学院美術研究科絵画専攻修了。坂井淑恵のキャリアは日本でも絵画復権の兆しのみえた1990年代半ばに始まりました。その時代に坂井淑恵は力強い描き方、シンプルな画面構成と鮮やかな色彩による身体的でコミカルな画面で大いに注目を集めました。それから20年以上の歳月が過ぎましたが、坂井はクリエイションの質を維持しながら今日に至っています。坂井の絵画には水や顔が良く登場します。それらは人々がいだく感情、不安や戸惑い等、水などは私たちを取り巻く社会の隠喩なのです。

グループ展として、巡回展「美術と風土 アーティストが触れた伊那谷展」(2023年10.9 まで巡回)、「境界をこえる」(徳島県立近代美術館、2023)、「日本絵画の50年」(和歌山県立近代美術館、2013)、「イノセンス - いのちに向き合うアート」(栃木県立美術館、2010)、「JAPAN:RISING」(マイアミ パームビーチICA、アメリカ)、「グリーン・イン・スピリット 坂井淑恵/高橋信行」(芦屋市立美術博物館、兵庫)、個展として、「なつやすみの美術館9 水と美術 feat. 坂井淑恵」(和歌山県立近代美術館、2019)、「ループ」(第一生命南ギャラリー、東京)、「水遊び」(GALLERY ZERO、大阪、2022)、他

 

 

 

 

 

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