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 桑原正彦 / Masahiko KUWAHARA

 New Paintings : dreamy star pochette

 

 2. 29 ( Sat. ) ー 3. 21 ( Sat. ) 

 

 

 

 

 

 

 

 

8年ぶりとなります今回の桑原正彦の新作展は、淡いグレーを基調色としたストイックな展示となりました。

シンプルで可愛く、どことなくチープでありながらも心に残る画像は、桑原が絵画に込めた想いがストレートに表現されたものです。そのモチーフ故に若い作家の可愛い作品と誤解されがちなのですが、桑原はそのキャリアの初めより、日本の環境問題等に真摯に向き合いながら現代日本の風景画として作品を制作してきました。その事は個展のタイトルに明確に示されています。初個展の「石油化学の夢 (1995)」から、「埋めて忘れなさい (1996)」「暮らしと膿 (2001)」「土地開発 (2005)」「成形肉 (2011)」と続くタイトルは、日本の高度経済成長と共に生きてきた世代が体験した日本の発展と、それに伴う負の遺産の存在に目を背ける事なく自身の絵画創作の拠り所としている事の証なのです。加えて桑原の絵画制作には2つの決まりのようなものがあります。作品において諸問題に関する自身の善し悪しを前面には出さない。敢えて稚拙とも言える手法でどこまで自分なりのリアルな風景画が描け、自身の絵を観る方々に楽しみながら今一度自らの足場を再確認して頂けるか、その可能性を探っているのです。ポップでユーモアのある桑原の絵画は、声高に問題への喚起を促すものではありません。しかし20年を越える彼のキャリアを貫く確固とした視点と姿勢は、この日本でしか、また彼しか成し得ない絵画表現として評価するに値するものです。静かで可愛い絵画には、全てを包み込む鋼の優しさが秘められています。かつて東洋には絵画に一つの基準がありました。画技ではなく、描く者の内面がその絵画に現れ、評価基準になるのだという事です。その様な観点からも今一度桑原の創作を眺めて頂ければ、そう願っています。「dreamy star pochette」を、どうぞお楽しみ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

  グーグルマップではビル北側に印が出ますが、出入り口はビル南側にしかござい

   ません。ご注意下さい。

   In the Google map, a sign is displayed on the north side of the

   building, but the entrance is only in the south of the building.

 

 

 ※ 日曜日・祝日は、セキュリティの関係でビル正面の扉が開きません。お手数ですが、

    画廊 ( 06-6448-3167 ) までお電話頂けましたら開けに参ります。

    ご面倒かけますが、よろしくお願い致します。

    For security,  the door on the front of the building will not open from the

    outside on Sundays and public holidays. 

    If you can call 06-6448-3167, we will open it. Thank you.

 

 

 

 

 

 

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